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January 15, 2006

どっきり その2

スーパーで隣のレジに並んでいた50代のおじさん。カートの子供用の座席に卵の大パックを置いていました。卵は割れやすく、こちらのカートは大きいので、それ自体は珍しくないことかもしれません。ところが、商品をレジ横のベルトコンベアに移したあとも、卵はそのまま。しかも、カートの下部にはミネラルウォーター12本も乗っています。

自分の番になると、おじさんは愛想よくキャッシャーの女性に話しかけながら、卵と水を死角に移動させました。

レジを通った商品は、その場でポリ袋に入れますが、おじさんは会計済みの商品を入れた袋を卵の上に置いて隠してしまいました。

ひゃ~、万引き! アンフェアな行いは許せません。ですが、キャッシャーに声をかけようにも、フランス語でなんと言えば良いのやら。しかも、相手はかなり大柄な男性です。駐車場で待ち伏せでもされたら、命に関わります。どきどきしながら見ていると、おじさんは会計を終えてしまい……と、キャッシャーに電話がかかってきました。

電話を受けたキャッシャーはおじさんを引きとめ、レシートとカートの中の商品を丹念に突き合わせていきます。子供用の座面に置かれた卵も見つかり、レシートに記載がないことが確認されました。ちゃんと見ている人がいたんですね。スカッとしました。

おじさんはお金を払って帰って行きました。卵とミネラルウォーターの万引き未遂くらいでは、警察は来ないのかもしれません。ですが、ずいぶん手馴れていましたし、あれは常習犯ではないでしょうか。お咎めがないのでは、遠からずまたやらかすでしょうね……。

先日、携帯電話を盗まれた友人が相談に行ったショップでは、「パリは観光客と泥棒の街。こんなことは日常茶飯事」だと言われたそうです。ある大型量販店では、入店する客のバッグに結束コードで封をします。小さなスーパーでは、キャッシャーが客のバッグを調べることもしょっちゅうです。スリや空き巣、そして強盗の話は、珍しくもありません。

泥棒は多い、道は犬の糞だらけ、失業率が高くてホームレスがごろごろ……だけど「花の都」なんですよね。パリほどイメージ戦略に長けた都市は、ほかにないかもしれませんね。そういうわたしも、パリは嫌いではありませんが……。

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January 14, 2006

どっきり その1

どっきりをふたつ体験したのですが、今日は楽しいほうだけ。

子供のクラスメイトの誕生日に招かれました。招待状に書かれていた通りを目指して車を走らせると、いつのまにか豪邸が立ち並ぶエリアに。本当にここで合っているのかな……と思いながら呼び鈴を押して名前を告げると、巨大な門扉が自動で開いて……。

なんと、某国の大使邸でした(^^;)。お母さまである大使夫人は50代の女性。本人は知らないそうですが、養女なのだとか。学校には外交官の子弟もたくさん通っていますが、普通の親はわたしたちと同世代なので、まさか大使がいらっしゃるとは思いませんでした。

パリの小さなアパルトマンとはえらい違いです(当然ですが)。子供のパーティだから汚れてもいい格好で……なんて思っていたので、恭しく「コートをお預かりします」などと言われてちょっと焦りました。

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January 10, 2006

icing on the cake

クリスマス休暇にミネソタに帰っていた友人からのメールで使われていた言葉。"...too much activities, the overnight plane ride, ...We had fun, though, and even had a snowstorm!" 充実した、しかし非常に多忙な時間を過ごした友人一家。Snowstormは "icing on the cake" だったそうです。

英辞郎で調べてみると、
【1】 《the ~》(絶対に必要ではないがあれば喜ばれる)飾り、余分{よぶん}な装飾{そうしょく}、蛇足{だそく}
【2】 《the ~》添え物、花を添えるもの、さらなる楽しみ、最高{さいこう}
とあります。基本的に良い意味合いで使われる言葉だと思っていたのですが、本当のところはどうなのでしょう。わたしには、吹雪を楽しむことなどできそうもありません。

友人夫婦によると、"something unexpected"、"something extra"という意味で、良い意味合いでしか用いないそうです。スコットランド出身の知人にも確認しましたが、やはり良い意味合いでしか使わないとのこと。「蛇足」という定義は余計かもしれませんね。

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January 09, 2006

熱く……

仕事の調整をしていて、ちょっぴり熱く語ってしまいました。

未知の分野の翻訳って、確かに不安もあると思うんです。逃げを打っておきたくなる気持ちも、分らなくもありません。

けれど翻訳をしていれば、毎回知らないことに遭遇するものでしょう。銃の知識なんかは使い回しがききますけど、たとえば畜産、ロッククライミング、そして太陽風の知識を普通に持っている人なんて、そんなにいないでしょう?

表現のひきだしにストックが増えるだけではなく、色々な分野を齧ることができるのも、翻訳の楽しみのひとつだと思うんです。ひつこいようですが、好奇心旺盛でなくては翻訳なんてやっていられないでしょう?

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January 07, 2006

垂直立ち上げ

現在抱えている仕事(修練ですが、仕事として取り組んでいます)は今月末が締め切りです。そろそろ追い込み……という時期ですが、先日打診をいただいた新しい仕事が動き始めました。

新しい仕事が始まるとき、すごくわくわくします。張り切りすぎて、はた迷惑なヤツかも。でも楽しくて楽しくて、じっとしていられません。お世話になっているあの方も、わたしは「ほっといてもブイブイ言うから……(中略)……プロジェクトを強引に前へ進める役」だとおっしゃっているので、関係者の方には諦めていただくほかありませんが(^^;)。


ところで、どうして今まで気づかなかったんでしょう。フランス語のアクサン、ブログではタグ打ちすればよかったんですね。先日始めた別ブログでアクサンが表示できなかったのですが、タグで入力したら大丈夫でした(でも面倒くさいです)。

子供が英単語と漢字を毎日ひとつずつ覚えることにしたので、わたしも同じ言葉をフランス語で(活用も!)覚えることにしました。その記録を兼ねているので、ダイエットブログというよりはおべんきょブログになってしまいました。入力が面倒だと、いつまで続くか不安ですが……。

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January 06, 2006

Langue de belle mère

Langue de belle mère、直訳すれば「美しき母の舌」でしょうか。Belle mère、つまり美しい母とは、義母のこと(義父は beau père、義兄弟は beau frère、義姉妹は belle sœur)です。初めて聞いたときには、「古い女呼ばわりの日本語と違って、美しい呼び名だなぁ」(ついでに、beau pèreは馬の名前じゃなかったんだなぁ)と思いました。

ところが、呼び名は美しくとも、姑というのは世界中どこに行っても口煩いものなのでしょうか。タイトルのlangue de belle mèreは、吹き戻し(巻き笛)のことだそうです。やたらと伸びる(動く)、やかまかしい姑の舌ってことなんですって(分らない方は、イメージ検索してみてくださいね)。

ちなみに、英語のmother-in-law's tongue (langue de belle mèreにも、こちらの意味もあります)はサンセベリア(sansevieria)。こちらもイメージ検索していただくと一目瞭然ですが、長く尖った葉を持つ植物です。

う~ん、いつか(20年後くらい?)は義理の娘ができる(であろう)身としては、なんだかフクザツ。

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January 05, 2006

New Year's resolutions 2

学校に向かうバスの中で、子供に「新年の目標を立てよう」と持ちかけてみました。

「え~、そんなのいらないよ」
「どうして? 1年生なんだし、お母さんと一緒に頑張ろうよ」
「じゃあ、お父さんは?」
「お父さんは、今年は仕事の流れを変えるのが目標だって言ってたよ」(本当)
「…………」
「じゃあ、英単語と漢字を1日にひとつずつ覚えることにしない? すごく簡単な漢字もあるから、そんなに大変じゃないよ?」
「英語だけでいいよ~」
「お母さんだって英語とフランス語の勉強するんだから、両方頑張ろう。ひとつずつだし。ね、決まり!」

半ば(かなり)強引に決めてしまいました(^^;)。


休暇が終わり、久しぶりに友人たちと会いました。そこでもやはりNew Year's resolutionsの話題が出たのですが、わたしがダイエットの話をすると、みんな口々にアドバイスしてくれました。

「とにかく1食抜きなさい」(アルジェリア人)
「食事を抜くなんてとんでもない! 運動が一番」(インド人)
「食べる量を全体的に減らせばいいのよ」(ポーランド人)
「キッチンに近寄らないことね」(アメリカ人)

上の発言が国民性を反映しているとは思いませんが、皆さんダイエットには一家言お持ちのようですね。

デザートやおやつを控えれば痩せられると思う――と言うと、「じゃあ、ウェブカムをつけなさい。見張ってあげるから!」
おネエさまが見張ってくださったら、確かに痩せられそう。仕事もはかどりそうだなぁ(^^;)。


ブログの見張り?を申し出てくださった方にはメール、もしくはPMでURLをお送りしました(軟弱者なので、よろしくお願いします)。

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January 04, 2006

New Year's resolutions

元旦に記したように2006年のテーマは"Stay Curious"ですが、今日は具体的な目標について。

アメリカ人の友人と話していたら、新年の目標の話題になりました。彼女の目標は1)毎日10分フランスのテレビを見ること、2)2キロダイエットすること、そして、3)睡眠時間を減らすこと、の3点だそうです。

わたしも彼女に倣って、毎日少しでもフランスのテレビを見ることにしました(普段はテレビをまったく見ない生活です)。翻訳が忙しくなるとフランス語が疎かになりがちなので、第1の目標は、「毎日フランス語を読む、もしくは書く。+フランス語のテレビを見る」です。

第2の目標。実はわたしも、薄着になる季節までに体重を減らそうとひそかに決意していました。昨年の夏にかけて減った体重が、元の水準に戻りつつあるので(^^;)。彼女によると、体重を減らすには食べたものをすべて記録するのが良いのだとか。アメリカには"Weight Watchers"の集まりがあって、食べたものを申告しあい、参加者の体重を量って一緒に減量するそうです。現在その友人はかなりの痩せ型ですが、出産後に体重が戻らない時期があってWeight Watchersに参加したとのこと。今年は趣味のマラソンで記録を伸ばすため、さらに2キロの減量を決意したそうです。
わたしは、「薄着になるまでに5キロ減量して、その体重を維持する」ことを目標に、食事の内容と体重の増減を記録するダイエットブログを始めることにしました。このブログからはリンクしませんので、お読みくださる方はご連絡くださいませ。適度なプレッシャーは欲しいのですが、ここからリンクするのはちょっと恥ずかしいので……。5キロは少々欲張りすぎかもしれませんが、一度「痩せすぎ」てみたいです。それから自分にとっての適正体重を探すということで(^^;)。

第3の目標は「英文法の復習」。これも毎日少しずつ取り組むつもりです。

第4の目標は「子供に目標を立てさせて、一緒にやりとげる」です。毎日コツコツ取り組むのが大切ですよね。

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January 01, 2006

明けましておめでとうございます

環境に大きな変化があった2005年、あっという間の1年間でした。

子供の卒園、入学、転校。
義父の病――幸いにも発見が早く、快癒しました。
そして、フランスへの引越し。

コンスタントに翻訳の機会をいただけたことには、本当に感謝しています。1年で5冊に関わらせていただくことができました。


2006年、まずはフランス語を実用レベルにしたいものです。
そして、いつも好奇心旺盛であること。翻訳者にとって好奇心=本能だと思うので。


本年も、どうぞよろしくお願いいたします。

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